2012年12月2日日曜日

本日の-Photo Session-あいさつ。

東京ワンマンにさしあたり
写真との-Photo Session-
が実現しました。


作人×由良環
-Photo Session-

2012年が明けたばかりの冬の夜、作人さんの歌を初めて聴いた。
すこしハスキーで鼻にかかった良い声だな・・・と思った。

その後、作人さんのワンマンライブでの写真展のお話をいただいた。
本来私がテーマとしている都市の写真を展示、とのことでしたが
東日本大震災チャリティーライブの企画「ハジメのいっぽ20回記念
作人ワンマンライブ」での写真展ということで、作人さん
ポートレートを撮った写真を
展示したいと私の方から提案させていただいた。


作人さんの繊細さや内に秘める厳しさ、意思の強さを表現したいと思った。
ライブで歌ったり関西弁で楽しそうにしゃべっている時には決して見せない顔だ。


わずかな撮影の機会の中で、50キロの荷物とギターを常に持ち歩き、関西と日本各地をライブのために夜行バスで行き来する生活を垣間見ることができた。

私が作人さんの音楽の中で特に好きなのは、その歌詞だ。
メロディーと声とそのバランスが絶妙なためあまり気付かないのだが
気に入った歌詞の部分がグルグルと繰り返され、一日中頭から離れないこともある。
自身の生き方を励ましてくれるような歌詞に出会ったのは、中島みゆきさんの歌以来だ。


この写真展は音楽と旅にすべてを捧げるミュージシャン・作人へのオマージュです。

写真家 由良 環
作人×由良環 Photo
Session

企画:関戸博実
製作:松崎せろな